東金町
はんだ
接骨院

肩こりと頭痛

患者Aさんの場合

患者Aさんの場合

「肩凝りが酷いので整形外科に行ってレントゲンを撮ったら、お医者さんからストレ-トネックと言われた。しかし、「ストレ-トネックは治療のしようがないので、痛いときに貼ってください」と湿布をだされて、それ以上は何もしてくれませんでした。」

患者Bさんの場合

患者Bさんの場合

「肩凝りが酷いときは頭痛もするので、病院で脳のMRI(またはCT)を撮ったのですが、お医者さんから特に問題ないと言われました。」

肩こりと頭痛

肩こりと頭痛

これは当院でいらっしゃる患者さんからよく聞く声を紹介いたしました。
このホームペ-ジをご覧いただいている方にも同じような経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、このような訴えをされている患者さんに当院の施術を受けて頂くと「肩凝りが改善した」「頭痛が治まった」とおっしゃって頂けます。それはなぜでしょうか?
そこで肩凝りと頭痛の関係に痛いて説明させて頂きます。

肩凝りと頭痛の関係

緊張型頭痛とは

緊張型頭痛とは

先ずは頭痛についてですが、頭痛には原因や発生頻度などによって色々な種類に分類されますが、肩凝りと関係する頭痛は「緊張型頭痛」と呼ばれるもの一つと考えられています。

この緊張型頭痛は頭が圧迫されたような鈍い痛みが症状の典型で、首から肩、背中にかけての凝り(筋肉の異常な緊張)を伴うことが多いとされています。以前は「筋収縮型頭痛」とも呼ばれていました。

頭痛と肩凝りの関係

頭痛と肩凝りの関係

なぜ、肩凝りが頭痛を引き起すのか?その原因は色々考えられますので、答えは一つではありませんが、当院では「後頭環軸関節の機能不全」とそれに伴う「椎骨動脈の循環不良」が原因の一つだと考え、施術を行っています。

後頭環軸関節

後頭環軸関節

後頭環軸関節とは「後頭骨」文字通り頭の後ろの骨と「頚椎」これも文字通り頚(くび)の骨が接する関節です。
頚椎は第一頚椎が環椎と呼ばれ環状つまり「輪」になっていて、その下の第二頚椎は軸椎と呼ばれ軸状つまり「棒」になっています。その第一頚椎の「輪」が第二頚椎の棒を回るようにできています。
されにその上に後頭骨が乗っかっています。

後頭骨を「達磨」、環椎を輪投げの「輪」、軸椎を輪投げの的の「棒」にそれぞれ例えると「輪」が「棒」の的にかかった状態でその上に「達磨」が乗っている状態が後頭環軸関節です。
私たち人間の顔を左右に振り向ける時は「棒」軸椎の上を「輪」環椎と「達磨」後頭骨が回転し、顔を上下に向ける時は前後に倒れるように動くのです。

実は頚椎の動きのほとんどがこの後頭骨を含めた後頭環軸関節で行っていて、その他の頚椎は「遊び」範囲でしか動かないのです。
肩凝りを訴える患者さんのほとんどがこの後頭環軸関節の動きが悪くなっています。

椎骨動脈とは頚椎を通り後頭部から脳に血液を供給する動脈です。
この椎骨動脈は頚椎(横突起)にある横突孔を通ります。

この椎骨動脈に限らず、動脈は心臓がポンプになって血液を送り出します。
その一方で動脈は通っている関節や筋肉の動くことにより収縮⇔拡張を繰り返し心臓のポンプ機能が補われ、より循環が良くなっていきます。

椎骨動脈は頚椎を通りますので、頚椎の動きが悪いと椎骨動脈の循環も悪なります。椎骨動脈は後頭部に血液を送る動脈ですから、したがって、椎骨動脈の循環不良は緊張型頭痛の原因になると推察されるのです。

ストレ-トネックと肩凝り

ストレ-トネックと肩凝り

ストレ-トネックとは直訳すれば「真っすぐな頚(くび)」ですが、頚椎は本来「前弯」と言って横からみると少し前に曲がっているのですが、この「前弯」がなくレントゲンを撮ると頚(くび)が真っすぐになっている、これをストレ-トネックと呼びます。

現代人の多く、特に女性の場合ほとんどの方がこのストレ-トネックになっています。
ストレ-トネックはレントゲンを撮らなくてもそうなっているか分かります。
背筋を伸ばした姿勢で体全体を横からみて肩の横を通る床との垂線-体の中心線より耳の穴が前にある方はストレ-トネックです。
頚(くび)前腕がなくなるとその分頚(くび)とその上に乗る頭と顔は前に行き、耳の穴が体の中心線より前に行くのです。

確かにこのストレ-トネックそれ自体は治療のしようがありません。
しかし、ストレ-トネックだからといって必ずしも全ての方が肩凝りとも限りません。
ストレ-トネックの方で肩凝りになる方とならない方とは何が違うのでしょうか?
これにも「後頭環軸関節の機能不全」が関係してきます。

スク-ピングという動き

スク-ピングという動き

後頭環軸関節には頚(くび)を捻るという動きだけではなく、「スク-ピング」という動き をします。「スク-ピング」とは、後頭骨が前に平行移動する動きです。

後頭環軸関節の「スク-ピング」の動きでも椎骨動脈の収縮⇔拡張は起こりますが、ストレ-トネックの方は後頭骨の位置が前に固定されていて、ほとんどこのスク-ピングの動きをしていません。
そうすると当然椎骨動脈は収縮⇔拡張はその血液循環にも悪い影響がでます。
前述の通り椎骨動脈の循環不良は緊張型頭痛の原因になります。

当院の「肩凝り→頭痛」に対する施術

当院の「肩凝り→頭痛」に対する施術

当院で肩凝りからくる頭痛、緊張型頭痛に対して「後頭環軸関節の機能不全」を改善し、「椎骨動脈の循環不良」を改善する手技を行います。
これまで「肩凝り」「頭痛」に悩まされていた方も当院での施術を2~3回受けて頂くと「頭痛」がかなり解消します。早い方は1回の施術で頭痛が治まる方もいらっしゃいます。

「肩凝り」「頭痛」でお悩みの方は一度是非当院にいらして下さい。

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