肩凝り・腰痛の原因
肩凝り、腰痛は多くの方が経験されていると思います。しかし、肩凝り、腰痛の原因は解明されていないことも多く、一般にもよく知られていません。
しかし、私は肩凝り、腰痛の原因は大きく3つあると考えます。
1.姿勢の不良
1.姿勢の不良
「猫背」と言われたことや、左右どちらかの肩が下がっている、骨盤の高さが左右で違っていると指摘されたことはありませんか?これらが「姿勢の不良」です。
「体の歪み」などと良く言われますが、必ずしも背骨が曲がっていたりするわけではありません。
「姿勢の不良」は生活習慣や日常動作の癖による筋肉のインバランス(不均衡)が原因でなることが多いのです。
2.関節の機能低下
2.関節の機能低下
肩凝りを訴える患者様に顔を横に振り向ける動作をしてもらうと、左右どちらかが向きづらくなっていることが多いのですが、これは「関節の機能低下」が起こしています。
顔を横に振り向けるという動作は主に後頭部のすぐ下の首の骨の関節(後頭環軸関節)が行っていますが、顔を横に向きづらいという場合、その多くがこの「関節の機能低下」が原因なのです。
また、腰痛の患者様に片脚立ちしてもらうと左右どちらかの脚を挙げた時にバランスが上手く取れずによろけてしまうことが多くあります。これも原因の一つとして骨盤の関節(仙腸関節)の機能低下が考えられます。
3.軟骨や骨の変性・変形
3.軟骨や骨の変性・変形
肩凝りや腰痛の患者様の首や腰のレントゲンを撮ると背骨(脊椎)の骨と骨の間が狭くなっています。これは骨と骨の間にある椎間板と呼ばれる主に軟骨でできているクッションが潰れてきている、つまり変性を起こしているのです。
また椎間板の変性がひどくなると背骨の骨自体が変形します。軟骨や骨の変性・変形も肩凝りや腰痛の原因の一つと言って良いと思います。
ただ、皆様に知っておいて頂きたいことは、そのように椎間板が変性したからといって必ず肩凝りや腰痛になるわけではありません。レントゲンやMRIの画像上で変性や変形を起こしていても肩凝りや腰痛がなく生活をしている方は大勢いらっしゃいます。
変性や変形によって「姿勢の不良」や「関節の機能低下」を起こすことによって肩凝りや腰痛になるのであって、変性や変形がある方でも姿勢がそれほど悪くない、関節が正常に動いていれば肩凝りや腰痛になりにくいのです。
肩凝り、腰痛のメカニズム
肩凝り・腰痛が起こるまでの流れ
肩凝り・腰痛が起こるまでの流れ
では、なぜ「姿勢の不良」や「関節の機能低下」が肩凝りや腰痛の原因になるのでしょうか?
それは筋肉が疲労しやすくなるからです。筋肉は体を動かすだけではなく、姿勢の維持でも働きます。立っている、座っているなどの姿勢の維持は筋肉が支持しているから行えるのです。
皆様もパソコンをうったり、書類を書いたりする時の背中を丸めて顔を下に向ける姿勢を長時間取り続けると首~肩~背中の筋肉が非常に疲れると思います。これは顔を下に向けることによって頭の重みが下に向かい、それを首~肩~背中の筋肉が支えているから筋肉が疲労するのです。
猫背の姿勢では常に背中を丸めて頭の重みが下に向かってしまいます。常に首~肩~背中の筋肉が頭の重さを支えているので疲労しやすくなります。
「関節の機能低下」が起こしてしまうと同じように筋肉が疲労しやすくなります。関節は筋肉が働いて動きます。機能低下を起こして動きの悪くなった関節を動かすには筋肉が正常な関節より余計に働かなければなりません。したがって、機能低下を起こしている関節の筋肉は疲労しやすいのです。
筋肉は疲労し続けると酸欠状態になり、そのことによって痛みの原因のなる物質(内因性発痛物質)が発生して凝りや痛みを起こすのです。
「姿勢の不良」「関節の機能低下」
↓
筋肉が疲労する
↓
筋肉が酸欠になる
↓
痛みの原因物質が発生する
↓
肩凝りや腰痛が起こる。
東金町はんだ接骨院の整体治療
東金町はんだ接骨院では肩凝りや腰痛の患者様に対して
1、 姿勢の不良によっておこる筋肉の不均衡を整える
2、 機能低下を起こした関節の動きの調整する
ことを行います。
そのために先ず
①不良姿勢がないか?どのような姿勢になっているか?「姿勢の検査」
②関節の機能低下はないか?どのように関節の機能が低下をしているか「関節機能の検査」
をしていきます。
そのうえで患者様一人一人にあった治療を行っていきます。具体的にはストレッチや「関節内運動」と呼ばれる関節の調整法を行っていきます。
また、筋トレなども指導いたします。
背骨を「バッキ」と鳴らすことや、痛みを伴うようなことは致しませんので、どなたでも安心して治療を受けていただけると思います。
肩凝り、腰痛でお悩みの方は、お電話でご予約の上、一度、東金町はんだ接骨院までお越しください。
整体治療の流れ
1. お電話もしくは、直接ご来院ください。
1. お電話もしくは、直接ご来院ください。
整体治療を希望される際はお電話にてご予約、もしくは直接来院ください。
※混雑も予想されるのでお電話でのご予約をお勧めします。
整体治療をする上で不安な点・事前に確認したいことなどございましたら、お電話でもご質問を承っております。
2.問診票の記入・触診
2.問診票の記入・触診
ご記入頂いた問診表にもとづいて痛みの症状などの詳細を伺い、お体の状態を触診し確認させて頂きます。
患者様と一緒に今後の治療方針を決めさせていただきます。
3.治療の開始
3.治療の開始
整体治療は1回約40〜60分を目安に施術しております。
他の治療と組み合わせたい、もっと長い時間治療を受けたい、などのご希望は相談させて頂きます。お気軽にお申し付けください。
4.治療の完了
4.治療の完了
日常生活での注意点や自宅でのケアの方法を説明し、不安点などがないかを確認して終了です。
最後にお会計をお願い致します。