いわいる「骨盤の歪み」とは?
当院にいらっしゃる患者様から整体院などで「骨盤が歪んでいる」と言われ、「骨盤矯正をしましょう」と言われたというお声を聞きます。
しかし、「骨盤の歪み」とはいったい何でしょうか?
私が考える「骨盤の歪み」とは、骨盤の関節(仙腸関節)の機能不全です。
骨盤には「仙腸関節」という関節があります。関節と言っても、この「仙腸関節」は肩や膝の関節とは違い、大きく動くものではなく、ほんの数ミリの微妙な動きしかしません。
そんな微妙な動きでも動きが悪くなると、体のバランスに影響するのです。
一例を挙げると、仙腸関節が機能不全を起こすと左右の脚の長さが違うように見えます。
※実際に脚の長さ違うわけではなく、股関節が偏移することによって長さが違うように見えるだけです。
また、立った状態で上手く脚が挙がらず、片脚立ちするとよろけたりするのも、その原因の一つとして仙腸関節の機能不全が考えられます。
なぜ「骨盤の歪み」を矯正するのでしょうか?

なぜ「骨盤の歪み」を矯正するのでしょうか?
左右で脚の長さが違っていても(違って見えても)、上手く片脚立ちできなくても、それ自体はさほど大きな問題ではありません。しかし、それらが原因で腰や股関節、膝に痛みがでることがあるのです。
左右で脚の長さが違う場合は立った状態では短くなっている脚の側に重心が偏ってかかります。また、歩く時に人は必ず一瞬片脚立ちになります。上手く片脚立ちができずによろけてしまう場合は立っている側の軸脚に重心が必要以上にかかっています。
つまり、それら立っている時、歩いている時に左右の重心が不均等にかかり、重心が過剰にかかる側の腰や股関節、膝に負担がかかり、痛みになることがあります。
実際に腰や股関節、膝が痛い患者様に「骨盤矯正」を施術して痛みが軽くなった例は多くあります。
当院の骨盤矯正について
当院では上記のような症状をお持ちの患者様には仙腸関節モビライゼ-ションを行います。決して、「バキ、バキ」と音を鳴らすことや痛みをともなう施術は行いません。
当院では「やんわり骨盤矯正」と呼んでいて、患者様に安心して施術を受けて頂いています。
骨盤矯正 治療の流れ
1.受付・問診
1.受付・問診
お体の症状や状態を問診票に記入していただきます。
お体のお悩みやコースについてのご不明点やご質問などをお受けいたします。
2.カウンセリング
2.カウンセリング
ご記入頂いた問診票を参考にし、
患者様お一人ずつに合わせた治療計画の提案をさせていただきます。
施術の方針など、なんでもご質問ください。
3.施術
3.施術
患者様の状態に合わせて必要な部位の治療をしていきます。
4.施術後
4.施術後
自分でもできるケアの方法や、歪み防止のための方法を指導致します。
※骨盤矯正を行うと逆に症状が悪化する場合がありますので、こちらでそのような可能性があると判断した際は患者様が希望されても行わないこともありますのでご了承下さい。
※当院ではダイエット、美容など痛みの改善以外の目的での施術は行いません。