東金町
はんだ
接骨院

ロコモを防ぐ

ロコモを防ぐための東金町はんだ接骨院の試み

「ロコモ」とは何かご存じでしょうか? 皆さんも一度はどこかで耳にされたことがあると思います。
実際に「ロコモ」という言葉の認知度は年々高まっていて、運動器の健康・日本協会の2020年度の調査でも「ロコモ」という言葉を聞いたことがある(=認知している)方の割合は43.8%だそうです。
その一方、同調査で「ロコモ」の意味を知っている(=理解している)方の割合は19.7%だそうです。認知度は高まっていますが、理解はまだ深まっていないといった現状です。
このペ-ジでは

1、「ロコモ」とは何か?
2、「ロコモ」にどうしてなるのか?
3、「ロコモ」になるとどうなってしまうのか?


を説明いたします。
そして

4、東金町はんだ接骨院の「ロコモ」予防の取り組みを紹介したいと思います。

1.「ロコモ」とは何か?

1.「ロコモ」とは何か?

1)「ロコモ」の意味
「ロコモ」とはロコモティブシンドロ-ム(運動器症候群)の通称で「運動」や「移動」などを意味するロコモ-タ-(Locomotor)と症候群を意味するシンドロ-ム(Syndrome)を合わせた造語(和製英語)です。

2)「ロコモ」の定義
ロコモティブシンドロ-ムとは・・・筋肉や骨や関節などが衰え、歩くなどの日常(運動器症候群)動作に支障をきたしている状態。

2.「ロコモ」にどうしてなるのか?

2.「ロコモ」にどうしてなるのか?

1)「ロコモ」の原因
「ロコモ」は以下の 3 つが大きな原因と考えられています。
①筋肉量の減少・筋力の低下(サルコペニア)
②変形性膝関節症や脊柱管狭窄症などの関節や脊椎の慢性運動器疾患
③骨粗鬆症

3.「ロコモ」になるとどうなってしまうのか?

3.「ロコモ」になるとどうなってしまうのか?

1)「ロコモ」は寝たきり予備軍!?
①「ロコモ」と超高齢社会
「ロコモ」になる方のほとんどが高齢者です。現在、日本人の平均寿命は 男性 81.25 歳、女性 87.32 歳(2019 年 7 月 30 日厚生労働省)でまさに超高齢 社会を迎えています。超高齢社会にともない日本国内には推定580万人の「ロコモ」該当者がいるとされています(2020年9月10日日本整形外科学会)。

②「ロコモ」と寝たきり
「ロコモ」が進行すると寝たきりになる恐れがあるとされています。つまり、日本には(推定)580万人もの寝たきり予備軍がいることになります(既に寝たきり状態にある高齢者は150万人から200万人いると言われています)。

2)「ロコモ」は既に社会問題
日本に「ロコモ」該当者(=寝たきり予備軍)が580万人もいることは社会にとっても大変深刻な問題です。東金町はんだ接骨院では「ロコモ」に対する認識と理解を深める啓発活動とともに「ロコモ」予防に取り組んでいます。

東金町はんだ接骨院のロコモ予防の取り組み

1.筋肉量の減少・筋力低下(サルコペニア)の予防

1.筋肉量の減少・筋力低下(サルコペニア)の予防

①サルコペニアとは
加齢により筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態を「サルコペニア」と言います。この「サルコペニア」は「ロコモ」の原因の一つです。つまり「サルコペニア」を予防することは「ロコモ」予防にもなるのです。

②どのような状態が「サルコペニア」なのか?
「サルコペニア」には以下3つの判定基準(2012年日本老年医学会)があります。

1) 歩行速度の低下⇔基準値:秒速1m以下=時速3.6km以下
2)握力の低下⇔基準値:男性28kg未満、女性18kg未満
3)筋肉量の低下⇔基準値:下腿周径(ふくらはぎの最も膨らんだ部分の太さ) 男性34cm未満、女性33cm未満

③サルコペニアの評価
東金町はんだ接骨院では以下の方法で「サルコペニア」になっていないか調べます。

1)「歩行速度」の計測
当院で導入している歩行訓練機「LABORDO」を使って実際にどれ位の速さで歩けるかを調べます。

2) 握力計を使っての握力測定
近年の研究で握力は腕だけでなく、全身の筋肉量・筋力を反映するとされています。つまり、握力の低下は全身の筋肉量・筋力の低下を示す重 要な指標なのです。したがって、当院では握力を測ることにより「サルコペニア」になっていないか調べます。

3) 体成分測定機を使って筋肉量の測定(InBody検査)
体成分測定機(InBody)を使って全身の筋肉量と筋肉のバランスを調べます。

2.「サルコペニア」の改善策=「パ−ソナルリハビリテ−ション」

2.「サルコペニア」の改善策=「パ−ソナルリハビリテ−ション」

上記の「サルコペニア」の評価を基に患者さんお一人お一人の症状・健康状態に合わせた運動療法を行います。

①歩行訓練機(LABORDO)を使っての歩行訓練
⇒「正しい姿勢・正しい歩き方」を身に着け、速足で歩けるようにします。(歩行速度の低下の防止)

②筋力トレ−ニング
体幹と下半身を中心とした筋力トレ−ニングを行います。筋力トレ−ニングというと「きつい」とか「大変」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、当院の筋力トレ−ニングは「継続は力なり」。続けて頂かないと意味がないので患者さんお一人お一人の体力や健康状態に合わせて無理のない範囲で行います。

3.慢性運動器疾患の治療

3.慢性運動器疾患の治療

東金町はんだ接骨院では「ロコモ」の原因とされる変形性膝関節症や変形性股関節症、脊柱管狭窄症などの慢性運動器疾患の治療も行います。

フレイルについて

「フレイル」とは何か?

「フレイル」とは何か?

「ロコモ」と似た言葉で良く使われるのが「フレイル」です。
「フレイル」とは加齢により心身が負い衰えた状態を言います。「フレイル」は①身体的フレイル、②社会的フレイル、③精神的フレイルの3つに分けられます。
特に最近では「コロナ禍」で高齢者が外に出なくなり「フレイル」に陥る方が増える可能性が指摘されています。

「ロコモ」と「フレイル」ともに加齢によって起こるもので、混同されて理解されがちですが、その意味は似て非なるものです。
分かりやすく「サルコペニア」「ロコモ」「フレイル」とはどういったものか図をお示しして整理したいと思います。

このように東金町はんだ接骨院では「100 歳まで歩こう」を合言葉に「ロコモ」予防に取り組んでいます。「予防」と聞くと大変そうに思われるかもしれませんが、全然そのようなことはなく毎日患者さんと無理なく、楽しく行っています。興味のある方は一度当院スタッフにお問い合わせ下さい。

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